去年の冬、剪定にお邪魔した各務原市のお宅に施肥と消毒でお伺いする。
前の庭師が引退して2年程剪定していないとのことで、やはり先が伸びて間延びしがちな木々。
かなり中枝が詰まり気味だったので荒透かし気味に。
もうちょっとここに枝があれば格好がつくのに、と言うようなところは多かったが喜んでもらえた。
消毒が必要な時期になったら消毒に来て欲しいとのことだったので、近くに寄ったついでに。と思ったがお留守。
施肥と、ざざっと消毒してくる。留守なのに長居するのも気が引けるし、料金はついでなのでサービスでOK。
たぶんお金を払おうとするのでさっと終わらせて撤退する。
その後近くの現場見積もり打合せ、本巣へ戻り剪定。
コニファー。ゴールドクレストかな?
かなり間延びしていて揺すると中枝から枯れ葉がボトボト落ちる。
強引に刈り込むと枯れてしまうし、かといって手を入れないとどんどん伸びて大きくなってしまう。
庭木、というかハウスメーカーや設計にも流行りがあってコニファーが流行るとそればかり、今だとシマトネリコが本当に多い。
一言自分とこで使ってる造園業者に相談すればいいのに。まあ大きい造園屋なんかがむしろ積極的に売り込んで使わせてる可能性もあるが。
テレビやファッションなんかと同じで仕掛け人が何の世界にでもいる。
しっかりとした思想と信念があって自分はこれが素晴らしいと思うから売りたい知ってほしい、という人も知っているし単に在庫があって儲けれるというだけで売り込む人もいる
本当言えばもう少し細くしたいが一気には枯れるから出来ない。
一度に円錐形に先端を揃えると枯れる。全体のバランスが崩れているので今回はこれで。
だいぶ立ち芽をはねて透かしを入れ中まで光が届くようにした。
株立ちのように根本から数本が立ち上がってしまっていて、徐々に一本にまとめていかないといけない。
今回、半分はその準備。若いころなら一度でやろうとしていただろうなと思う。
まあ、生き物相手。コンクリートで形を作っているわけじゃあ無い。